昨日、東大阪アリーナ。

近畿・中国・四国地区 2022ダンススタジアム春の大会。

優勝は大阪市立汎愛高校。

Aブロックの出場であったのでBブロック出場の我らはその演技を観ることは出来なかった。

Aブロックが終わり、会場の入れ替えがあり、Bブロックが開始される。

Aブロックの出場校は顧問と代表選手2名が会場に残り、Bブロックの演技と結果発表に参加可能。

Aブロック出場で残られたある知り合いの顧問の先生が一条の待機エリアに来られてBブロックの演技を一緒に観ていました。

その先生、明日から転勤で学校を異動されるという。
3月31日、春の大会新人戦、今日が最後の日。

明日は別の学校での勤務になる。

今日の出場はAブロックの最初の方だったので、審査員におぼえてもらえているか、不安だと言う。

全ての学校のダンスが終わり、結果発表のために自校のエリアに戻られました。

そして、結果発表。

その顧問の先生の学校は最後の最後にコールされました。

汎愛高校ダンス部の先生。

汎愛での最後のいちにち。

新人戦🏆優勝です。

さっきまで隣りにいらっしゃったけど、今はいないのでおめでとうございます、も伝えることが出来ませんでした。

ほんとうにおめでとうございます。

最後のいちにちに優勝とは、生徒たちにとってもこんな素敵なプレゼントはないでしょう。

劇的な展開にこちらまで感動でした。

汎愛高校は部員が作品を作り上げる伝統を持ち、その上で全国大会常連の強豪校です。

こだわりを持って活動されています。

コレオグラファー作品が数多くなる中で、かっこいい挑戦であり、なおかつ結果を残している。

顧問の先生もダンス経験者ではない。

しかしながら尋常ならざる愛と勇気をダンス部に持ち続けて指導されて来ました。

ダンスとは愛やな、と。

そう思います。